● 川本産業さんとのタオル
川本産業さんは、衛生材料やガーゼ製品の製造販売をされている企業です。
2008年に“gauze+pile towel”を発売するにあたり、タオルとパッケージのデザインを
させていただきました。
おかげさまで、じわじわと好評をいただきながら2年間発売されました。
残念ながら生産終了となってしまったので、現在は店舗に出ているもので全てです。
お買い上げくださった方々・ご愛用くださっている方々、本当にありがとうございます。
待望の商品が出来上がったとき、これはどうしても写真に残しておきたいと思い、
このタオルのフォトブックを作りました。以下はその画像です。
2008年3月に撮影を行い、200枚もの写真の中から全種類の「寄り」と「引き」が
わかるよう構成したものです。
文章はそのときに書いたものなので、ご了承ください。
ガーゼ+パイルシリーズは全部で15枚。
表はガーゼの「さらさら感」、裏はパイルの「ふわふわ感」が1枚になったタオルです。
5種類のデザインに、それぞれ3つずつカラーバリエーションがあります。
そこには何気ない日常が描かれていて、全てにふとした時間を感じる名前がついています。
使う人が、どういう時にどんな風に使いたいか、
楽しく選んでもらえたらいいなと思ってデザインしました。
今回、この楽しいタオルを実際に使っているフォトブックを作りたくて、
カメラマンの有住さんと妄想を膨らませていくうち、
家族で使っている写真にしよう!ということになりました。
そこで「 818 」布製品の企画・制作をしている山枡文子さんに
協力をお願いしたところ、ご自宅での撮影を快諾してもらえたのです。
文子さんには3人のお子さんがいて、全員男の子です。
1番上のお兄ちゃんが太郎くん・6歳。
2番目のお兄ちゃんは健太くん・4歳。
そしてこの撮影直前に1歳になったばかりの幹太くん。
男の子とタオルの組合せは、くるくる変わる表情とライブ感ある写真がいっぱい撮れました。
おいしそうな(実際も本当においしい)お料理は、文子さんの手作りです。
山枡家の協力がなければ、こんな楽しい写真は撮れませんでした。
心より感謝申し上げます。
是非フォトギャラリー(下)にてご覧ください。
そして今度はあなたが、この気持ちよい肌ざわりとともに
素敵なひと時を過ごすことができますように。
2008年 森重 裕子
製造・販売元:川本産業株式会社
構成・デザイン:森重裕子
撮影:有住治子
モデル:山枡太郎・健太・寛太
協力:山枡家、小笠原森